2025.07.01
◆マリヤ・クリニックニュース7月号
「暑さに負けないために」を追加。
今年の夏も暑いのでしょうが、日本は四季折々に気候が変動するので、暑さ対策ばかりではありません。それで、日本人は天候の話題が多いですね。気候の変わらない国に行って、「今日は良い天気ですね。」と話すと変に思われます。
世界的には戦争や紛争、難民問題、物価高、犯罪、など問題が山積みです。夫婦でかなり多くの国に旅行してきましたが、コロナ以降、治安が悪くなり、海外旅行は諦めています。アメリカでも、子供を家に一人にすることや、外出させることは禁じられています。子供がトイレに行くときは、親は外で待っていなければ罰せられます。大人でも、荷物から離れたらすぐに持っていかれます。ある国では、歩いていて車に轢かれたら歩行者の責任とも言われました。
インバウンド(外国人が訪日すること)がもてはやされていますが、そんな安全な日本に犯罪が増えています。外国人を嫌うわけではありませんが、平和や安全に慣れた日本は犯罪者にとっては絶好な国です。そして、日本人もまた安易に騙されて犯罪に加担しています。
国際化とは、そういうものです。国際水準で見れば、物価は間違いなく上がるでしょう。零細企業が多く、中流家庭が殆どだった日本社会の貧富の差は大きくなるでしょう。真面目に働けば、良い暮らしができる時代は去っていきます。学歴重視の落ち着いた社会は崩壊し、生き抜く力を持っていなければ家族を養えなくなり、結婚も出産も減っていきます。慣例に縛られた政治は社会と世界に対応できなくなり、不満と欺瞞が高まってきます。大企業も潰れます。
個人の飲食店、居酒屋が急激に減っています。そのようなことに費やす金が乏しくなっているのです。娯楽やスポーツに費やす額も減り、子供の減少により教育産業も衰え、高齢者の介護をする人も足りなくなります。医療機関も、保険収入が減らされて赤字経営が多くなり、閉院する診療所が増えています。
もはや、甘えて生きられる時代ではなくなりつつあります。自己管理をしっかりとし、家族の結び付きを強くし、助け合える仲間を増やしてください。
事務長 柏崎久雄