2020.12.01
マリヤ・クリニックニュース12月号
巻頭言
コロナ騒ぎで今年が終わり、来年まで持ち越すことは間違いなくなりました。コロナの感染とインフルエンザの感染が複合すると、治療が非常に難しくなりますので、インフルエンザワクチンの接種は強く勧めています。未だ、接種をしていない人もおりますが、どこの医療機関でも接種が殺到して入荷が難しくなっています。当院としても、インフルエンザが流行してしまったら、コロナ感染の疑いもあり、診察や検査も例年の倍以上の労力が必要になる為に、十分な治療ができるかどうかわかりません。制限もあることを理解して頂かなければならないでしょう。
開発された新型コロナワクチンは、遺伝子ワクチンなので、当院では実施しないことにしました。ご意見もあるでしょうが、遺伝子ワクチンでは、その弊害が確認された段階で対応することができないと思われるので、当院の方針として決定しました。他のワクチンができたら、順次安全性を確認して対応します。
遺伝子組み換え作物とセットで開発された除草剤があります。遺伝子組み換え作物は、セットになった除草剤と一緒に使うと、雑草だけが枯れるので、農作業が非常に楽になります。しかし、その後、グリホサートという除草剤の成分に耐性のある雑草がはびこり始め、さらに強力な除草剤が開発されようとしています。ところが、その除草剤自体が、発がん性があると指摘され、世界中で損害訴訟が起こっているのです。その除草剤に汚染された土地は、もはや浄化は難しくなっています。自然界の淘汰の外から来たものだからです。
クリスマス、年末、新年、という歴史・文化・宗教の行事や風習が守られている中で、科学は神の領域にまで侵入して強引に成果を得ようとしています。新型コロナウイルスによって却って落ち着いた家庭生活を取り戻したと思ったら、経済社会では凄い成果競争が繰り広げられていました。いまや人間らしい生活を過ごすのは、難しくなっています。環境汚染はもはや回復不能な状態です。国の財政も破綻しています。勝利者と自負する人々も、いつかは死んで、神の審判を仰ぐことになるならば、どのように言い繕うのでしょうか。責任を他に転嫁することも、しょうがなかったとも、神には通じません。私達は、誰もが進む道を、日々誠実に生き、愛し合い、助け合って、生きていきたいと願っています。年末年始、神の守りと平安がありますように。
事務長 柏崎久雄
毎月1日にニュースを発行しています。
マリヤ・クリニックならではの視点で、健康・医療の情報発信を行っております。
皆様の心と身体の健康にお役立ていただければ幸いです。
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