桜が華やかに咲き誇ると、心も華やいできますね。入園・入学・入社を控えた方々の幸多かれと願うのに最も適切な季節です。合理的には、９月入学が謳われていますが、心情的にはやはり４月ですね。

コロナ騒動も政府は５月８日からインフルエンザと同じ５類相当の感染症にしてマスク規制も自粛もなくなり、外来医療費は原則自己負担になります。しかし、新型コロナウイルス自体の感染性や危険性は相変わらず残っており、単に政府は財政支出を抑えるために国民の命を犠牲にしているのではないかとも思われます。医療機関にしても、感染対策や設備が十分でないのに治療を義務付けられて困るところもあるでしょう。解除になり、それで収まっていくかどうか不安なところです。また、高齢者や病者などを含めた免疫力の弱い方々の感染による危険性は、感染が容易になることもあって決して油断できないものです。

私の教会では２月、３月と葬儀が続きました。高齢者の死が非常に多いそうで、火葬をするのに８日間も待ちました。コロナだけが直接の原因ではないにせよ、外出や面会が禁じられ、施設に入所していて家族とも会えなかった方々は、いかに苦しんだことだろうと思わされます。

今回は、健康保険についてまとめてみました。高齢者は医療に関わることが多いのに、その負担は増える一方です。その反動で食費やお小遣いを減らしたり、旅行や娯楽に関わる経費を減らしたりすることが多くなっているようです。海外療養費については、私もよく知りませんでした。

節約しながら活発に自分の趣味を楽しんでいる方がいる一方、散歩とテレビだけが楽しみという方もいるようです。他方、スマホの使い方を身につけた方々の活気には驚かされます。

私たちのお金の使い方も歳と共に変わってきました。子どもにお金が掛からなくなり、海外旅行も行かなくなり、服やおしゃれも気にならなくなってきました。美味しい物は食べたいのですが、わざわざ食べに行くのも億劫になってきて、ネットで購入するようになってきました。健康を維持することにあまり気を遣わなかったのが、最近はかなり注意してサプリメントや食品を買うようになりました。気を抜くと、すぐにどこか身体に支障が来るようになり、体組成計の数値を記録して改善を心掛けています。夫婦でお茶を飲んだり、散歩したり、花を植えたり、そんなことが毎日の喜びでもあります。夫婦仲良くは健康の絶対条件です。

事務長　柏崎久雄