今年の夏は最も暑かったようです。雨も降ったので雑草の繁殖が凄まじく、チキン・トレーラーなるものを造りました。一畳ほどの檻にニワトリを入れて毎日動かし、雑草を食べさせ、土をほぐし、糞を肥料にするという画期的なものです。そこに２羽を入れて様子を見ると、翌日の卵の殻が脆くて、持つとすぐに割れてしまいました。ニワトリ用の飼料には貝殻の粉末などが入っているのですが、カルシウム分がないと翌朝には不足の結果が出たのです。慌てて牡蠣の殻をあげました。

卵には、食べたものの結果が現れています。飼料を多く与えると殻は硬くなり、黄身は盛り上がり、白身は弾力がありなかなかほぐれません。味も違います。草が大好きですが、好き嫌いもあります。残飯もあげますが、ベタベタしたものは食べません。喉につかえるからのようです。草を与えないでいると喧嘩をします。ビタミンＢ 群が不足するからでしょう。８羽が私と同じ誕生日ですが、性格も身体つきも異なります。泥水も構わず飲むので、免疫力の強さは凄いでしょう。私の助言に従って卵を多く食べるようになった人からは体調が良くなったという報告を受けています。

バラを思いっきり剪定しました。中途半端な剪定を繰り返していたので丈が伸び、２ｍ以上のところに花が付いていました。８０センチくらいのところで幹だけを残して全て切り落としました。バラは剪定しないと弱くなり、花も咲きません。根元には牛糞を大量に入れました。牛糞は土を柔らかくし有機物を含んで土壌改良効果があります。肥料は即効性の液肥を定期的に与えています。芽が出てきたので、これからは肥料として鶏糞を与えます。見事な赤いバラが目線の高さで見られることでしょう。

体調が悪いとか、病気や故障があるという人の食事を見ていると、基本的に食べる量と種類が少なく、肉を食べない人の活力は弱いようです。タンパク質不足はセロトニンが生成できないので、うつになってきます。

肉や魚の摂取が足りないので、鉄や亜鉛、カルシウムなどのミネラル不足の人も多くなっています。精製塩、精製糖、精製米、精製小麦粉など、精製食品は身体を不調にします。不調になると、食欲がなくなり、一層体調を悪くし、病気になっていきます。そして、看病や介護をする体力と気力がなくなって、家族で苦しい生活を送るようになってしまいます。辛いことを伝えて申し訳ありません。どうぞ、元気に過ごして下さい。院長は、皆さんのことをいつも心配しています。

事務長　柏崎久雄