発達障害とは
発達障害とは、自閉スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、チック障害、吃音(症)などに分類されます。
発達障害のお子さんは、特定のことには優れた能力を発揮する一方で、ある分野は極端に苦手といった特徴がみられます。こうした得意と苦手の差の凸凹は誰にでもありますが、その差が非常に大きくなると周囲にも理解されにくく、特に集団生活に支障が出やすいです。
発達障害の可能性のある児童生徒は、教員への調査や統計によって通常学級に6.5%存在するというデータがあります。こうしたことを踏まえて国は特別支援教育を充実させる方向で進んでいます。
医療面では、主に落ち着きのなさが和らぐ薬の処方を行う医療機関がありますが、それは根本改善の治療ではありません。
栄養医学は、生まれつきの脳の発達のアンバランスを変えていく可能性を秘めています。脳を含むその人の身体に必要な至適栄養素がいきわたっていないことや、それを阻害する要因が発達を妨げていることがあるからです。また、脳の発達のためにはできるだけ早い段階で治療を始めることが望ましいと考えられます。
複数のタイプの発達障害を併せ持っている人も多く、特性の強さも様々であるため、個体差がとても大きいことが発達障害の特徴です。そのため、一人一人の症状に合わせた治療がとても大切です。
マリヤ・クリニックでは、検査を基にして個体差を把握した上で、その人の特性やご家族との話し合いの中で、一人一人に合った個別の治療方法を提案しています。