機能性低血糖症の治療
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機能性低血糖症の治療

マリヤ・クリニックにおける機能性低血糖症治療は、2004年5月の「低血糖症治療の手引」出版以降、大きく実績を上げ、効果を上げています。それが、2007年4月の「低血糖症と精神疾患治療の手引」出版という表題の追加にも現われております。さらに、そこでも取り上げた腸内環境の改善が、精神疾患の改善に画期的な成果をもたらしました。これは、マリヤ・クリニックだけがアメリカに検査依頼しておこなっているペプチド検査・OAT有機酸検査(共に尿検査)、IgG血液検査などの成果で、昨年はその成果を上げるべくヨーゼフUSAを設立して除菌に必要なサプリメントの個人輸入を可能にしました。これらは、国内でまだ治療できないでいる自閉症の治療の可能性をも含んだものです。

そもそもこれらの検査をするGPL研究所は自閉症の治療を行っている研究所ですが、その治療法をマリヤ・クリニックでは機能性低血糖症の治療に用いることができると判断して採り入れたものです。そういう面で、単なるサプリメントの摂取だけを行っている他の機能性低血糖症治療の医療機関との格差は、失礼ながら大きいものと自負しております。マリヤ・クリニックの機能性低血糖症治療は以下のようにされています。

家族立会のもとでのOGTT検査と機能性低血糖症の説明

検査時に血糖値の下がる患者さんでは、治療の説明を理解できませんし、その検査時の様態と機能性低血糖症というものをご家族に理解してもらうことは、必須なことです。そして、アンケートや管理栄養士のヒアリングが院長に電子カルテを通じて報告され、診察されます。

2週間後の検査結果の説明と治療方針の説明とカウンセリング

院長だけでは十分な説明は時間的にも無理であり、患者さんもご自分の状況を説明できません。管理栄養士による十分な説明とカウンセリングは電子カルテに記録され、院長に伝わります。院長は、その時点で食事指導、サプリメント摂取指導、運動その他のアドバイス、カウンセラーの必要などの治療指針を伝えます。

機能性低血糖症の治療_3

1-2ヶ月後の再診により治療の再検討

ここで改善状況とさらに腸内環境の改善やカウンセリングが必要かどうかが再確認されます。このような診断は、院長本人によってなされます。

継続的治療

サプリメントの効き具合と容態改善の確認。その他の治療が必要かどうかの確認。家族を含めた人間関係の対応能力を確認し、社会復帰や健康な社会生活のための手順を本人を含めて家族と話し合う。必要ならば、当院所属のカウンセラーにも対応させる。

(自己負担 3,000円)

低血糖症治療の会との研修の提携

年に2-3回の研修会を開き、全国から60-100名の参加で行われてきました。この研修会には職員を動員し、経済的にも情報提供でも支援しております。また、地域交流会を開き、4-10名で交流と個人的なアドバイスをしてきました。2008年にはマリヤ・クリニックのビルの1階に25㎡ほどの低血糖症会員ルームを作り、交流・研修・カウンセリングのために用いられています。