2023.08.01
こんにちは。
いつもより早く訪れた夏を楽しめてますでしょうか?
夏と言えばカレー♪
何故そうなのかご存知でしょうか?
諸説あるようですが、栄養的な理由として、夏の暑さに疲れた胃を元気にして食欲を増進させる作用や、消化を促進させてくれるハーブがたくさんミックスされているからだとか。
特に注目の2つのハーブを紹介します。
* * * * *
●ターメリック(うこん)
カレーの基本中の基本スパイスなので、どんなカレーにも入っています。
カレー風味のお菓子などの原材料に「カレー粉」と書かれているものもありますが、カレー粉の中にはほぼほぼターメリックが含まれています。
ターメリックに含まれる「クルクミン」は、肝臓の解毒作用の他に、消化液の分泌を活発にするので、食欲増進と消化を促進させてくれます。抗酸化作用が高いことから美容面の効果も期待できます。
そして近年、認知症の予防と改善にクルクミンが注目されています。
クルクミンは吸収率が低いことが課題とされてきましたが、ブラックペッパーに含まれる「ピペリン」という成分との組み合わせでとても吸収率が高くなることが分かっています。
●ブラックペッパー(黒コショウ)
スパイスの王様と呼ばれ、肉料理にも魚料理にも使われるスパイス。
コショウは白や黒など様々な色のコショウがありますが、加工によって色が変わるだけでそこに含まれる「ピペリン」などの成分は同じです。
ピペリンは血行促進作用があるため冷え性の方にお勧め。その他、胃腸の蠕動運動促進による消化機能向上・食欲増進、交感神経刺激によるダイエット効果、抗酸化作用によるエイジングケア効果が知られています。
* * * * *
これ以外のスパイスも、消化促進や代謝促進効果があるものばかり。
だから夏は美味しいカレーを食べておけば大丈夫なのです!