高濃度ビタミンC点滴治療
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ガン治療における新たな選択肢

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ライナス・ポーリング博士により、ビタミンCによるガン治療の可能性が最初に提唱されたのは1970年代の事です。しかしこの説は当時、保守的な医学会から完全に否定されほとんど取り上げられることはありませんでした。*2005年、先駆的な医師により研究され続けてきたガン治療におけるビタミンCの有効性がアメリカ・カナダの医学誌に発表され、各メディアにもガン治療の新しい選択肢として大きく取り上げられました。従来の抗ガン剤治療による副作用、放射線治療による精神的・身体的消耗の激しさに対し、高濃度ビタミンC点滴療法は患者さんのQOL(生活の質)を落とすことのない治療法として注目されつつあります。

高濃度ビタミンC点滴療法

分子整合栄養医学が正当なものとして認識され始めた現在も、ビタミンCによるガン治療はさらに一歩先を行くものですが、アメリカでは既に1万人以上の医師がこの治療を開始し、その数は年々増えています。

マリヤ・クリニック ビタミンC点滴療法への取り組み
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私達が分子栄養学研究所主催の国際シンポジウムで、高濃度ビタミンC点滴療法の第一人者であるH・リヨルダン博士の講演を聞く機会を与えられたのは1999年のことです。常日頃ガン治療に対して課題を感じていた私達は直ぐにリオルダン博士に挨拶に向かい、パーティー中も隣の席で直接お話を伺う事ができました。副作用がほとんどなく、体に負担のかからないこの治療法は、正に私達が探していたものでした。

マリヤ・クリニックでは2001年より、治療用ビタミンCを米国より輸入し、ガン患者さんへの点滴を行っています。未だ治験段階ですが現在まで多くの成果が上がっています。ビタミンC点滴を選択肢の一つとして、現在ガンに苦しんでいるより多くの患者さんへ提供できればと考えております。

高濃度ビタミンC点滴療法のご案内(PDF)

ガン治療におけるビタミンCの働き

・ビタミンCは大量に投与されると、細胞に強力なコラーゲンの膜を生成します。この膜がガン細胞を包み込むことにより、浸潤を抑制します。

・血管内に入ったビタミンCは、過酸化水素を発生させます。正常細胞は過酸化水素を分解する酵素カタラーゼによって守られますが、ガン細胞はカタラーゼ活性が低いという特徴を持っています。よって発生した過酸化水素は他の正常細胞を傷つけることなく、ガン細胞のみを選択的に攻撃し、死滅させます。

正常細胞・がん細胞

・現在一般的に使われている他の抗ガン剤と違い、免疫細胞を活性化します。

高濃度ビタミンC点滴の、抗ガン作用以外の働き

● 免疫力を高める

免疫細胞を活性化し、風邪など感染症にかかった場合、回復を早めます。

● 創傷の修復

炎症を抑える作用があり、やけどや術後の傷などの回復を早めます。

当院では、上腕と前腕部に熱傷を起こし、水疱が大きく出現した方に、23gのビタミンC点滴を行いました。すると翌日に水疱が消失したという事例があります。

● 疲労の回復

ビタミンCは脂肪をエネルギーに変える働きを促し、疲労回復が早くなります。

● うつ症状の回復

ストレスを受けると、副腎からストレスと戦うためのホルモンが分泌されます。副腎にはビタミンCが最も高濃度で存在しているためストレスによるうつ症状の回復を早めます。

● コラーゲンの生成

ビタミンCはコラーゲンを生成する働きがあります。健康な皮膚や血管、筋肉、骨などにはコラーゲンが必要です。

● 解毒機能の強化

ビタミンCは、水銀やヒ素などの有害物質を尿から排泄させる働きがあります。

治療について

高濃度ビタミンC点滴療法は現在、ガンに対して補助的治療として使われています。 他の確認済みの治療法に代わるものではなく、むしろ次の場合に行うべきと考えられます。

・明らかな有効な方法がない場合
・従来の治療方法で改善が見られない場合
・現在確認済みの治療方法と並行して行う場合
ガン患者は、血液や組織中、細胞内のビタミンC濃度が低下しています。1日15gのビタミンCを週に2~3回点滴することから始め、血中のビタミンC濃度を測りながら、次第に一回に点滴するビタミンCを増量していきます。

点滴時間の目安
ビタミンCの量 25g 50g 75g 100g
点滴時間 50分 100分 150分 200分

点滴を行わない日はサプリメントによりビタミンCを摂取していただきます。血中のビタミンC濃度を、ガン細胞に対し毒性を示すレベルまで高めます。

※ご注意

・高濃度ビタミンC点滴療法は現在、米国および日本国内において医療の標準として広く認められた治療ではありません。

・治療に使用するビタミンCは、院長 柏崎良子が治療研究用に輸入したもので厚生労働省の許可を受けている医療品ではありません。よって確実な治療効果を約束できるものではありません。また、なんらかの事故が起きた場合にも厚生労働省に責任を追及することはできません。

高濃度ビタミンC点滴療法の流れ
高濃度ビタミンC点滴療法受診表に記入

はじめに、高濃度ビタミンC点滴療法を行なうため、受診表に記入をして頂きます。

受診表記入

点滴を受けるため高濃度ビタミンC点滴療法専用室へ移動

高濃度ビタミンC点滴療法は、長時間を要するため専用の部屋が用意されています。こちらの部屋で行ないます。

高濃度ビタミンC点滴療法室

点滴開始

高濃度ビタミンC点滴療法は、時間をかけて行ないます。一般的な点滴と変わりません。

高濃度ビタミンC点滴療法開始

点滴をしている間、トイレや読書、水分補給等は自由に行なえます。

高濃度ビタミンC点滴療法の間

副作用について

副作用はほとんどありません。現在まで世界で報告されたものは以下の通りです。

・下痢・嘔吐

・低カルシウム血症

・溶血

・ガンの壊死による出血

高濃度ビタミンC点滴療法に適さない方

・ビタミンCに対し過敏性のある方

・腎機能の弱い方・透析中の方(治療前に腎機能検査を行います)

・心不全の方

・G6PD欠損症の方(ビタミンCを増量する前にG6PD検査をします)

サプリメントの摂取について

ガン患者は病状の進行、抗ガン剤の副作用などにより食欲が低下します。身体に最低限必要な栄養素が摂れないと、体力・免疫力が低下し、日常生活に支障をきたします。また、ガン細胞は正常な細胞が必要とする栄養素を奪って成長し続けるため、身体の栄養状態、免疫は更に低下します。

サプリメント

当院の高濃度ビタミンC点滴療法では点滴と併せ、免疫力・基礎体力の向上を目的とする各栄養素のサプリメントを摂取していただきます。これは栄養素の働きによって薬の副作用に抵抗できる体力をつける、ガン細胞を攻撃すると共に風邪などの感染症にかからない免疫力をつける、体力低下を防ぐことで日常生活の質を高く保つなどの目的があります。

費用について

高濃度ビタミンC点滴療法は医療保険が適用されませんので自費診療となります

・1回の点滴治療で2万円程度、月15~20万円です。

・G6PD検査(1回のみ)及び血中のビタミンC測定はそれぞれ自費で行います。

・お勧めするサプリメントの購入費用は別途必要となります。

 

 

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