2021.02.01
マリヤ・クリニックニュース2月号
巻頭言
コロナ感染者が増えている中で寒暖の差が激しく、風邪や熱が出て不安を覚える人が多くなっています。そういう時は、オンライン診療や電話再診を申し込んでください。また、「かかりつけ医カード」を準備中です。カードが無くても、当院で診察した方はデータを保管してあるので、何かの時に当院にかかっていることを伝えると速やかに対処できます。健康管理は、体調が悪くなりそうな時に速やかに対処すると重症化を避けられます。コロナウイルスなどに関する不安で、あなたの健康が損なわれないように我慢せず遠慮なくご相談ください。
新型コロナの検査はPCR検査・抗原検査・抗体検査をしています。症状がある人や濃厚接触者は保険で検査を受けられますが、自費でも対応しています。発熱外来は平日の14時から16時です。新型コロナ感染の疑いのある人だけでなく、熱のある人はこの時間においでください。十分な配慮と配置をして、他の患者さんや職員への感染回避をしています。指定時間と流れを必ずお守りください。
インフルエンザ感染者は今のところ殆どありません。例年の2倍ほどの予防接種も役立ったのでしょうが、必ずマスクを付け、消毒や予防をしていることが功を奏しているのでしょう。新型コロナウイルスのワクチン接種については、まだ時間が掛かるでしょう。かなり接種が進んでいる国もあり、mRNAワクチンの安全性も唱えられていますが、慎重に吟味されることは大事です。ワクチンの副作用について、「非常に少ない。」と安易に報道することは、ワクチン禍の被害者の困難を無視した姿勢です。また、自らの健康についても無頓着な人がおりますが、症状が重くなってから、反省しても遅いのです。病気や障害は、当人にとっては大変厳しいダメージです。核家族化や単身生活者が増えている中で、助け合うことの大切さが身に染みているのではないでしょうか。
院長の大腸がん手術から2年が経ち、検査では全く異常がないとのことです。重度の低血糖症から始まり、多くの身体的弱さを持っていた院長ですが、家計を支え、5人の子育てをし、今は多くの患者さんへの心遣いから「負けるわけにはいかない。」と自己管理を徹底しています。結婚した頃にはひ弱で悩んでいたのに、今は栄養、散歩、休息、時間管理、などと強い女性になり、優しさも増しています。
事務長 柏崎久雄
毎月1日にニュースを発行しています。
マリヤ・クリニックならではの視点で、健康・医療の情報発信を行っております。
皆様の心と身体の健康にお役立ていただければ幸いです。
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