2026.04.01
◆マリヤ・クリニックニュース4月号
「間違った健康づくりに注意!」を追加。
桜の花が咲き誇り、新入生の初々しい姿に喜びを感じます。春は、確かに喜びの季節です。寒風に震えていた冬に縮んでいた心も、春と共に軽やかに膨らんできます。四季があるように、人生にも四季があります。木には年輪ができますが、季節変化の少ない地域の木には年輪がないものもあるそうです。
針葉樹と広葉樹では木目が異なり、木目が細かい木ほど堅く重くなります。暖炉やストーブには広葉樹を使います。広葉樹は、火持ちが良く、火力が安定していて煙や煤が少なく、針葉樹は燃えやすいのですが、直ぐに燃え尽きてヤニが多く、煙や煤が出ます。暖炉に使う薪は2年程度乾燥させます。
木材の使い方も異なります。杉は、木目が真っ直ぐで水に強く軽くて加工しやすく、松は油分が多いので耐水性、耐久性に優れていますが、日本では貼り合わせて真っ直ぐな材木にしようとするので、乾湿の差で痛みやすくなります。ログハウスの材料は70mにもなるレッドシダー(米杉)を使います。日本の木材では寒暖の差や雨や陽に持ちません。重い物を置く台なども頑丈な木材を使います。
日本の建築物の法定耐用年数は欧米に比べてかなり短く、木造22年、鉄筋コンクリート造47年ですが、イギリス75~140年、アメリカ60~100年、ドイツ50~80年と長く、原因は日本が新築を好む文化があり、用いる資材が違います。
日本では古来火事が多く、類焼を覚悟して、長く家を持てないと覚悟していたからかもしれません。法隆寺は1400年も前の建築物です。タワーマンションの耐久年数が問題になっていますが、エンパイアステートビルは1931年の完成です。
定年退職という規定は欧米にはなく、もしアメリカで年齢を理由に退職を迫ったら違反になります。人生の耐用期間も日本人は短く捉え過ぎています。私たち夫婦は、90歳過ぎても働いていこうと考えています。そのためには、素材となる身体を頑丈に造り上げなければなりません。安易な生き方は、その人生を脆くしてしまいます。風雨に耐え、困難な状況でも崩れてはいけません。
事務長 柏崎久雄