◆マリヤ・クリニックニュース9月号「今後の社会はどうなるのでしょうか?」を追加。
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2020.09.01

マリヤ・クリニックニュース9月号

巻頭言

奥日光に行き、戦場ヶ原を歩き、湯の滝、竜頭の滝を眺めてきました。2万1千歩も歩き、滝飛沫とマイナスイオン、気温も23℃くらいで楽しい時を過ごしました。人は多くはなく、皆さんマスクを付け、お互いに配慮し合っているので、行き交う時、休む時、気になることはありませんでした。ホテルも、人との接触がないように十分配慮されており、くつろぐことができました。妻の嬉しそうな顔、楽しそうな様子に、出かけて良かったと思いました。

 

新型コロナウイルスについては長期に亘ると思われます。マスクや手洗い、換気や接触について注意をすることは当然ですが、過度の自粛は体調を崩し、万一感染した場合には重症化する可能性もあります。大事なことは、感染しても重症化しないような健康づくりです。もはや、このような状態になると、どのように注意しても感染する恐れはあるのですから、その対策をすることが必要です。

 

アメリカでアウトドアの研修を積み、指導者の資格を取りました。日本では失敗しないようにと教えますが、アメリカでは失敗した時の対策を教えます。日本では、失敗すると迷惑を掛けるから集団生活の規則を守るように指導され、あまり楽しくなかったものです。アメリカでは、失敗を前提に助け合うことを時間を掛けて身に着けさせられ、交流が深まって楽しく思い出深いものになりました。世界を旅するようになったのも、その時の経験が大きく影響しています。

 

グローバル化が進み、独自に発達進展した日本社会も、このままでは破綻することになるでしょう。人に迷惑を掛けないように自己規制をし過ぎないで、迷惑を掛けることになることを覚悟し、御免なさい、ありがとう、と言う練習もしておきましょう。「人に感染させ、重症化させたら、すみませんでは済まない。」という人もいることでしょう。しかし、そのようなことを考えて人を批判する思考を持つのは日本人くらいです。医療機関は、病者を治療し回復させることが使命であり、病気の原因は探りますが、その人を責めることはありません。社会は、人が助け合う為に存続します。

 

院長は、9月6日に教会で行われるホルンコンサートのピアノ伴奏の為に毎日練習を繰り返しています。プロの奏者の伴奏は厳しいもので、時間が空いたら朝夕に弾いています。皆様もぜひ、おいでください。空気清浄機など十分用意して、会場を整えております。

 

事務長 柏崎久雄

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