◆マリヤ・クリニックニュース1月号「宗教食の多様性」を追加。
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2020.01.06

マリヤ・クリニックニュース1月号

巻頭言

新年を迎えた慶びを感謝します。皆様の幸いをお祈りします。

 

昨年は、院長のがん手術と休診でご迷惑・ご心配をお掛けしました。すっかり元気になりました。ただ、身体を労わり過ぎたせいなのか、12月には脊柱管狭窄症となり、起き上がれなくなり、歩くこともできなくなりました。ところが、がんの時と同様に自分で診断治療して一週間後には普通に動けるようになり、二週間後には殆ど治ってしまいました。痛みの原因は炎症と判断し、高濃度ビタミンCの点滴で炎症を癒し、脊柱を強くするためにコンドロイチンやグルコサミン、そしてカルシウムとマグネシウムを大量摂取していました。なんだか、サイボーグが自分の身体を修繕しているようで、驚くやら、感心するやら、呆れるやらで、患者さんへの治療の勘と判断は、このようにしているのだと尊敬の念を抱きました。そして、非常にユニークで楽しい妻です。飽きることはありません。

 

整形外科に同行すると、列をなす患者さんにも驚きました。失礼ながら、治そうとしているのかと疑問も感じました。リハビリを月に数回して治るものなのでしょうか。専門ではないのでわかりませんが、妻の治療と回復の方が的確だと思いました。医師ならぬ、私の独断的感想です。

 

例年通りに保育園でクリスマス会のお話をしました。そこで、最近はアレルギー児用の食事は作らず、お弁当を持参することになったことを聞きました。小学校も同じとのことです。調べてみると千葉市における食物アレルギーを持つ子は小学生4.4%、中学生5.3%だそうです。食物アレルギーの子に対しては、「食物アレルギー個別支援プラン」を作成するようですが、実際には、給食で細かく対応することは難しく、弁当持参ということが多いようです。

 

本文でも説明しましたが、食物アレルギーの子はタンパク質摂取量が少なく、身体の成長や成熟に十分とは言えません。そんなことがわかり、また親にとってもアレルギー対応食品及びその原料を調達することが難しいことを聞いて、急遽、㈱ヨーゼフでアレルギー対応食品を販売することにしました。基本的には、食事を作る材料や調味料、そして手軽に食べられるアレルギー対応食品を販売しようと計画しています。そういうわけで2月から3月にかけて、㈱ヨーゼフの店舗の改装などをしますので、ご不便をお掛けしますが、販売は通常どおり行いますので、ご理解ください。ご意見・ご質問をお待ちしております。

 

事務長 柏崎久雄

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