明けましておめでとうございます。正月はいかがでしたか。

千葉県では、１２月１３日にインフルエンザ警報が出されました。年末には、当院も患者さんが殺到して大変でした。ワクチンは、多く確保できたのでまだ在庫があります。インフルエンザの季節性がなくなってきて、いつでも感染するようになったので、ワクチン接種をお勧めします。

今月は、血液についてまとめてみました。体調が悪くなると、食事を摂らない、水も飲みたくない、などという人がおりますが、血液の濃度が濃くなると、腎臓や他の臓器も傷めることになります。

水分の補給が足りない人が多いことが気がかりです。水分が足りずに血液が濃くなると血栓ができやすくなるため、脳梗塞・心筋梗塞などが起こりやすくなり、腎臓も傷めます。人間の身体の約６０％は水ですから、一日２・５リットルの水分補給が必要です。特に冬は、乾燥しているので、汗をかいていないようでも、水分が不足します。喉が渇いてから水を飲むのは、脱水症状が既に出ているので遅いのです。夜に、脳梗塞や心筋梗塞が起こる人が多いので、寝る前に水を飲みましょう。高齢者は、トイレに起きるのが嫌なので水を飲まないという人が多いのですが、それが命取りになるのです。日本の水道水は、美味しく飲めます。

アルコールやカフェインは、尿を増やして水分を排泄してしまうので注意してください。砂糖や塩分の摂取が多いと血液を濃くしてしまいます。

８羽のニワトリを飼っていますが、生後６か月で卵を産み始めました。大きく硬い卵で一つ７０ｇもあります。餌も１羽で２００ｇ以上も食べ、情報よりも多いのですが、水も３００ｃｃ以上飲みます。水は、直ぐなくなるので空になった容器に水を入れると、皆で殺到してがぶ飲みします。雑草は、ビワの葉が好きで、他の葉や草と食い付きが違います。動物の食性は凄いと感心しています。最近は、糞の量も凄くて、これからは肥料に牛糞を買わなくて良いと考えたりしています。

妻は、「８５歳まで診察を続けたい。」と、毎朝の体操と散歩、食事も３食手作りしています。私は、趣味が多いので、老後の楽しみを幾つも考えていたのですが、妻が働く助けをしなければならないので、引退もできそうにありません。末娘が結婚して、家族は２０名となりました。一同集まると凄い迫力です。バーベキューに買った肉は半端ではありません。これからは卵には不自由しないで済みそうですが。

事務長　柏崎久雄