◆マリヤ・クリニックニュース3月号「分子整合精神医学の展開」を追加。pdf
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2019.03.01

マリヤ・クリニックニュース3月号

巻頭言

木々は芽吹き、ラッパ水仙が春の訪れを高らかに吹き鳴らしています。インフルエンザが収まったら、花の香りと共に花粉も飛んでくることになりました。花粉アレルギーでも薬を飲んで外に出た方が良いでしょう。

 

最近は薬も副作用の少ないものが多くなってきたので院長も体質にあったものを処方しています。幾つか気になることは、薬を頑固に指定してくる患者さんです。医薬品は微妙に効果や副作用が異なり、ジェネリックも製造法などで全く同じということはなく、新薬が良いとも限りません。特に抗生物質などは過剰摂取をしないように処方しているのに自己判断で、途中で止めると耐性菌ができてしまい、その後の治療に大きな障害ができることもあります。

 

当院は全国から患者さんが来られているので、4月から火曜日だけに予約診療とオンライン診療を始める予定です。火曜日には、現在の全ての診察を予約制にしますが、機能性低血糖症、発達障害、栄養医学の方の枠を優先的に確保し、全国でも当院しかない治療を受けに来る患者さんの便宜を図ります。むろん、当院をかかりつけ医としている方々の急患には応じます。4月から火曜日には予約だけにすると混乱も生じますので、定着を見てそのようにしていきます。ネットでできない方は、窓口でも予約を承ります。

 

オンライン診療は、ネットがご自分あるいは家族でできる方に限りますが、スマートフォンで予約し、診察をして、カードで支払いをし、処方箋も送ることができます。必要ならば処方薬も薬局から送ることができます。これも4月から試行錯誤で始めるということです。

 

好評で増版を重ねている『低血糖症と精神疾患治療の手引』を全面的に新しく編集しています。5月末には出版できると思います。その後には『発達障害内科的治療の手引』も準備中です。特集にあるように、私達もホッファー博士たちにならい、全力で使命を果たしていこうと思います。

 

院長も、よく食べ、よく寝、よく運動をしているので、力強くバージョンアップしました。いつも健康管理に気を付け、患者さんの治療を気遣って来たことを自分に適用しただけです。皆さんには、本当にご心配をお掛けしました。大事にされていることを痛感し、ありがたく思っています。ありがとうございました。

 

事務長 柏崎久雄

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