◆マリヤ・クリニックニュース3月号「筋肉について」を追加。
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2024.03.01

◆マリヤ・クリニックニュース3月号

筋肉について」を追加。

巻頭言

三寒四温という言葉は、中国では冬の気候の特徴でしたが、日本では春先に使われるようになりました。それにしても、寒さと「暑さ」を繰り返す変な陽気になっています。梅も咲き終わり、桜の開花も早くなるでしょう。木の芽、花の芽が吹き出すのを探すのが好きで、木の実を収穫するには寒肥(かんごえ)は欠かせません。

 

昔、子育てに難儀した時にバラ園に行き、肥料が十分でないバラには虫が付き易く病気にも弱いことを知り、ともかく肥料を十分にあげるしかない、と覚悟した教訓は忘れえません。思い切って剪定もしないと、ひ弱な枝がはびこり、力強い枝が伸びず、実もつけません。昨年は、多くの果実の収穫を得ましたが、どんなに世話しても天候や環境には対応できません。イノシシや野鳥も生存を懸けて襲ってきます。

 

草木よりも気になるのが、生活力や根気のない人間です。失礼ながら、ご自分の命の盛衰を気にかけず、手間もかけずに、その日暮らしをしていては、実りがないばかりか、衰え、枯れていくのは当然です。栄養が足りず、運動もせず、休息も取らず、テレビを見てばかりでは、疲れてくると立ち直る気力も失せてしまいます。

 

嫌なことばかり書いて申し訳ありませんが、最近の葬式では、泣く人、悲しむ人が少なくなっているようです。マナーにばかり気にかけている人も多くおります。葬儀の会食で葬儀費用や遺産のことを大きな声で話している人もおります。或いは、喧嘩をしている人々もみます。

 

生きる力、生き甲斐を覚えていないばかりか、死を悼み悲しむ心も失っているようで、心が苦しくなります。私はキリスト教の牧師ですが、大学院から博士課程に進む時、生き甲斐を求めてこの道に入りました。立身出世を目指す自らの姿勢に嫌気がさしたのです。

 

極度の低血糖症で医師の道を諦めざるをえなそうな妻と、貧しく愚かな道を歩もうと決心したのですが、申し訳なくも豊かで光栄な人生を生きるものとなりました。病者弱者を助けること救うことを志したのに、助けを求めない方々が多くなってきたようです。自分だけ、自分たちだけで生きることに精一杯なのでしょうか。人と関わり合う喜び、生きる喜び、心からの笑い、感動、どうしてしまったのでしょうか。

 

妻は、自らが感染してしまったら、治療ができなくなると気を付けて必死に生きています。二人でこの道を生きるだけです。

 

事務長 柏崎久雄

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