◆マリヤ・クリニックニュース4月号「患者さんと医療機関の関係」を追加。pdf
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2018.04.02

マリヤ・クリニックニュース4月号

巻頭言

今年の桜は早かったようです。桜の散る中にたたずむと本当に感動してしまいます。その美しさに例えて、「散り際が大事。」などと引退や引継ぎなどの際の姿勢を潔く始末することに引用されます。老いた者の晩年の生き方も問われます。永遠に生きる人はおりません。人生の決算は、その人の晩年の生き方で明らかになってくるように思います。

 

㈱ヨーゼフが3月決算、クリニックが6月決算ですが、利益が出過ぎれば税金が高くなり、利益が出なければ組織は維持できません。院長の給料は、ネットで見ると下位の15%くらいになりそうです。その分、スタッフを他の医療機関よりもかなり多く雇っています。夫婦の会話では、あんなに収入を得て何に使うんだろう、と不思議に思っています。このビルを購入する時、銀行の課長さんから3時間ほど審査されました。既に取引が20年以上あり、私たちの収支は全てご存知で、更に趣味から生活方法、子育てまで質問をされました。そして、このような生き方をして来た私たち夫婦に銀行は貸さないわけにはいかないと、更に査定を良くして下さり、改装資金も多めに貸してくれました。私は、死んだ後の裁きは知っているけれど、生きていても審査されるのだと思ったものです。借り入れをしなければ事業はできません。

 

生きていると、負い目や迷惑を掛けないで生きることも難しいように思います。「誰の世話にもならない。迷惑を掛けたことがない。」という自負を持って生きる方もおられますが、却って助けを求められない不都合な晩年になってしまうこともあります。人の助けを得なければ、人生は立ち行きません。会社で決算が毎年あるように、私たちも収支を確認しながら、差し押さえのないように生きることが大事です。

 

久しぶりに夫婦でゴルフをしたら、二人ともひどいスコアで、かなり疲れました。雨上がりのコースで、バンカーも硬くなっており、起伏にも対応しなければなりません。自分ペースの運動だけでは、身体は弱くなるね、とお互いに気が付きました。「疲れるから嫌だ。」と自分のペースで疲れない事ばかりやっていると身体が脆くなり、筋肉も付かず、骨も脆くなります。子育ての頃は、おんぶに抱っこに荷物で働き続けました。仕事もきつく、休む暇もありませんでした。5人の子供たちはマイペースで生きています。それぞれの苦労もあるのでしょうけれど、若さと強さに驚きます。余裕を持って生きてこれなかった私たちは、互いの衰えが自らの至らなさ故のような気がして、申し訳なく労わり合っています。

 

桜の散る風情をゆっくりと楽しみお茶を飲むなんて、とてもできなかったことが、できるようになりました。神と、お世話になった方々に感謝しながら、尽きない会話をする味わいは、また格別なことです。

 

事務長 柏崎久雄

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