◆マリヤ・クリニックニュース5月号「人間の健康、健全とは」を追加。
HOME | お知らせ | ◆マリヤ・クリニックニュース5月号「人間の健康、健全とは」を追加。

2020.05.01

マリヤ・クリニックニュース5月号

巻頭言

コロナウイルス騒ぎで日本中が大混乱ですが、皆さま、いかがお暮しでしょうか。当院では、前から始めていたオンライン診療や電話再診のご利用が多くなり、保険適用も広がったので、更に使いやすくなりました。

熱のある患者さんの診察拒否も多くなり、幾つも回ってやっと当院に来られたと涙ながらに語る患者さんもおります。迷惑を掛けては申し訳ないと、熱がありながら来院を控え、ひどくなって電話をして来たので、電話再診を案内しました。処方箋を出し、薬を薬局から郵送することもできます。これらの患者さんは全てコロナウイルス感染ではありませんでした。

当院の対策としては、マスク着用をお願いし、席も離れて座り、熱のある患者さんは別室で対応しています。院長用には、職員が手作りでフェイスガードを作ってくれました。いくら注意し用心しても、感染する時は感染します。神に委ね覚悟はしています。ただ、熱のある患者さんの診察を拒むようなことはしたくないと考えています。

従業員には、時差出勤、テレワーク、休みを指示しています。休業手当も、かなり面倒な手間ですが、負担を当然と考えて支給しました。困難な時に、その人や企業の本質が現れます。経営者としては全ての困難や損失を覚悟していますが、従業員や患者さん、そして顧客に迷惑を掛けないように努力するのは義務だと考えています。助け合い、信じあうのが人間の営みです。これが損なわれる時には、家族も社会も崩壊します。表面的には自分のことだけで精一杯で、助けられない人も多くいることを認めなければなりません。そういう負い目が、将来、人を助ける原動力になることもあります。

今回のアレルギー対応食品の販売やネット販売には、従業員の献身的な努力もありますが、娘たちが大活躍してくれました。甘ったれで決断のできなかった娘たちの大胆かつ繊細な働きぶりに感動もしています。5人の子育ては十分ではありませんでした。また、幼く若い子供たちに成熟や配慮を要求する学校や社会をあしらってきた私が痛烈な非難を浴びる時もありました。親が子供を責め、拒んだら、子供を守る者がいなくなります。現代社会を見て、責める人ばかりの様子に悲しみを覚えます。強くなくても良い、元気でなくても良い、健康でなくても良い、自分の存在を愛し受け入れ、そのような他の人も受け入れていきましょう。助け合わなければ生きられなくなります。

 

事務長 柏崎久雄

マリヤ・クリニックニュース | バックナンバー

毎月1日にニュースを発行しています。

マリヤ・クリニックならではの視点で、健康・医療の情報発信を行っております。

皆様の心と身体の健康にお役立ていただければ幸いです。

 

バックナンバーはこちらから(2009年~)