マイナンバーカードには多くの問題があることを指摘してきましたが、社会保険労務士向けのクラウドサービス（データをネットで処理する）が攻撃され使えなくなってから１７日経っても回復しておりません。ここではマイナンバーを含む情報漏洩の可能性があると指摘されています。

私は、バーゲンセールや食べ放題の店には入りません。釣られて余分な物を買ったり食べたりしては、ろくなことがないからです。「マイナンバーカードを作り、キャッシュレス決済と健康保険証を紐づけ、公金受取口座を登録すると２万円分のマイナポイントがもらえる。」という勧誘を聞いた時、政府も危ないことをする、と思い、決して作るまいと決めました。お金で釣るということは、釣る側にそれ以上のメリットがあり、釣られる側にそれ以上のデメリットがあるということが経済の法則です。

個人ごとですが、私が６月１５日に胆嚢摘出の全身麻酔腹腔鏡手術をしました。胆石が大きくなり、食後に肝臓下部に違和感を覚え、横になりたくなったからです。胆嚢は胆汁を蓄えておくだけの臓器ですから、切除してもそれほど支障はないので元気なうちに切除しておこうと思いました。

気持ち良い目覚めで麻酔から覚め、手術室の方々に声を掛けられたのですぐにお礼をしました。尿管カテーテルは変なのですぐに外してもらいました。点滴は翌日まで続いたので、尿はよく出るのですが、尿管に痛みが半日くらいありました。お腹に４カ所穴を開け、切ったお臍は起き上がる時や動く時には痛さを覚えました。「痛かったら痛み止めを出しますから」、と言われたのですが、我慢できないほどではないので、もらいませんでした。歩くとお臍が痛いのですが、屈むとみっともないので背筋を伸ばしていました。執刀医が術後や食事中に来診された時も、「しっかりと背筋を伸ばしているので驚きました。普段からよほど鍛えているのですね。」と褒められ、なんと術後４５時間で退院できました。退院する土曜日は娘が迎えに来てくれたのですが、「娘さんは面会室で待っています。」と言われただけなので、入院用の大きな荷物と本などが入ったバッグを自分で持って挨拶をしながら５０ｍくらい歩いたので娘に驚かれました。

老化の原因の多くは筋肉の不足なので、私は筋肉を増やすことに務めており、筋肉量、骨量、基礎代謝は今でも青年並みです。術後１週間で殆ど普段の生活に戻りました。政府もあまり信用できなくなった昨今、災害対策にも肉体強化をお勧めします。

事務長　柏崎久雄