◆マリヤ・クリニックニュース7月号「身体に良い食物③」を追加。pdf
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2016.07.01

マリヤ・クリニックニュース7月号

巻頭言

大雨が降っているのに水不足というのも変ですね。天候異変は、異変ではなくなり、日常的なものになっています。皆さんは、「緑の革命」というものを知っているでしょうか。

 

緑の革命は、農業生産を上げるために、森林を伐採して機械化と化学肥料によって大量生産をはかったものでした。当初は、収穫が倍以上になりましたが、化学肥料により土地が痩せ、いくら肥料を撒いても収穫ができず、病虫害も多くなりました。その為、農薬も必要となり、機械の維持の経費と共に、費用がかさむようになり、発展途上国は化学製品を輸出する大国からお金を借りなければならなくなりました。また、森林や小規模農業をしている人々は働き場を失い、都市に流入するようになりました。そればかりではなく、森林伐採により、水を土地が保持できなくなって、洪水が起こり、土地が荒れ地となり、更に砂漠化して天候異変となったのです。

 

先月も述べましたが、成長至上主義というのは、実は企業家の目論むものであって、一般の人にとっては、国土を荒らし、貧富の格差を拡げ、更には難民を増やすものとなるのです。世界中の難民は、そのようにして住む土地を奪われた人々であり、成長至上主義とは少数の人々が富と権力を増やして搾取するシステムなのです。政府や経済界が成長を目論んでも、今や世界は限界に達しているのです。「定常経済」という言葉も覚えておいてください。またの機会に説明いたしますが、量的拡大ではなく、質の向上を考える経済活動です。

 

さて、薬品会社から、チメロサールの含まれないワクチンは製造しなくなったと報告されました。発達障害との関係も危惧されている中で、関連性は証明されていないとしての処置には驚きます。対応を模索していきますが、生産性や効率を重視するということは、実はずっと大きな損害をもたらすのです。節約や「もったいない」と考えることは良いことですが、大きな視野で「如何に生きるべきか、その為には何をするべきか。」と判断し、金儲けや効率を捨てて生きることも大事なことだと思います。

 

障害治療研修所の研修会は、予定の倍程の参加となり、機能性低血糖症や発達障害から回復して働いている方々の涙の体験発表があり、感動いたしました。一人でも回復し、人生がかわるならば、と考えてやってきましたが、もう改善したり、社会復帰した人々は千人を超えていると思います。患者さんの数が増えてきて、お待たせする時間も長くなったと報告を受けております。院長は既に限界で、勤務する医師を募集しています。同志求む!というところです。宜しくご紹介ください。

 

事務長 柏崎久雄

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