◆マリヤ・クリニックニュース7月号「2週間の持続グルコース測定意義」を追加。pdf
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2018.07.02

マリヤ・クリニックニュース7月号

巻頭言

夏至が過ぎ、6月のうちに梅雨明けをしてしまいましたが、最も緑豊かな季節ですね。ハーブ栽培を試みるのもいかがでしょうか。娘がプランターに、バジルやミントを植え、水瓶に漬けて飲んだり、料理に使ったりしています。私も、料理法を試しています。バジルをすり潰してオリーブオイルと酢と蜂蜜と胡椒と塩で香り豊かなドレッシングを作りました。

 

先日は、クリニックの研修所で20人ほどを招待して私が手作りの料理をふるまいました。85歳の男女を含め、高齢の方が多かったので、消化し易く優しいものを作りました。ウェルカムドリンクはシソウォーター。コールドオニオンスープに手作りパンによるクルトンを入れ、サラダは大根・人参・玉ねぎ・きゅうり・パプリカで前日から漬けたピクルス、そして、葉野菜やハーブにバジルドレッシングの2種類をお皿に盛り上げました。メインはローズマリーで蒸したローストビーフ。手作りパンを添えます。パスタは、手作りスモークチキンを具に細スパゲッティーを炒め、最後にチーズを入れて手でかき混ぜました。デザートは手作りヨーグルトに手作りジューンベリージャム。コーヒーとラベンダーティー。懇談の後は、手作りどら焼き。皆さん、食べたことのない物ばかりで、すごく美味しかったと好評でした。牛肉は高かったのですが、その他は一人300円ほどの原価でした。

 

美味しい物を求めて高いレストラン巡りをするよりも、自分で美味しい料理を作る楽しみを味わっていただきたいものです。日本のパンは健康に良くないトランス脂肪酸などが含まれているものが多く、ハムやソーセージは亜硝酸ナトリウムが含まれており、危険です。鶏肉も病気にならない為に多くのワクチンや抗生物質を投与され、1㎡に16羽から22羽が飼われており、安い価格となっています。

 

冷凍食品も、それを材料とする飲食店も、値段が高いと売れない為に、原価の安い物を仕入れようとしていますが、市場には健康に良くないものが溢れています。ガンになる人が非常に多く、がん対策としてがん保険も流行っています。経済というのは怖いものです。人が落ち着いた生活ができず、自己管理をする暇もなければ、煽り立てて商品になるのです。

 

今回の記事は、先日行った持続グルコース検査の説明をまとめ直してみました。生活と食事の詳細が、そのまま血糖に影響していることがわかります。なかなか怖いものですが、治さなかったらさらに大きな問題となっていきます。勇気を出して、検査をしてみたらどうでしょう。

 

事務長 柏崎久雄

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