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2019.08.03

マリヤ・クリニックニュース8月号

巻頭言

異例の長梅雨の中で九州などの豪雨の被害は年々ひどくなっています。その後は、来年のオリンピックは平気だろうかと懸念するほど気温が高くなっていますが、平均気温が25度くらいのヨーロッパでも40度以上となってクーラーのない社会が混乱しています。地球温暖化は、単に温暖になるというよりも、暑くなり異常気象が増大するということです。

 

若い時はアウトドアスポーツの指導者をしていましたが、標語は「備えあれ」でした。地震や火山噴火、そして台風や豪雨災害などに対して、備えをしています。東日本大震災の時は、電気が通じなかったので、非常電源を使って院長のPCだけを起動し、診察費は後日に精算としました。支援活動にも私自身が物資を持って駆け付けていました。現在は、非常用バッテリーと発電機を備え、水や食料や災害トイレも用意しています。

 

ただ、多くの方々が「備え無し」であることが気に掛かります。また、「災害時に避難所に集まる」ということも、都市部では却って困難になるのではと心配します。それは他の人に助けられることを前提としているからです。世界的にも、歴史的にも、自分と家族は自分たちで守るのが当然であり、最善です。助け支援する側にとっても、「備え無し」の人々は、失礼ながら手間が掛かります。3日間は自衛自活できる備えを皆がすると、支援・救済は怪我や病気の人に重点を置くことができます。ところが、備えのない人は、当初から助けを必要とし、支援要請が多大になるので、支援を待っている間に体調を壊してしまうのです。

 

私がお勧めしたいのは、お住まいから2時間以内の所に中古住宅を買うことです。房総では庭付きの家が500万円から1000万円で買えます。但し、畑作業をする気持ちがないといけません。先日、園芸用品を買っている男性と話をしたら92歳だそうです。顔はツヤツヤ、身体は壮健、充実している様子がわかりました。私自身は長柄の施設を15名程が3ヵ月は避難できるように整えています。土木、建築、園芸など力仕事を5年もやっていると、筋肉マッチョになってきて医療機関の事務長らしくなくなってきました。脂肪も取れ、身体も元気になってきて、スポーツクラブなど行く必要がなくなりました。院長も、雑草を抜いたり、採集をしたりで楽しんでいます。今年もブルーベリーが10キロ以上は採れます。既に3キロはジャムにしました。お金を残しても、気力が残らないと老後は難しいと思います。如何でしょうか。

 

事務長 柏崎久雄

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