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2019.04.01

マリヤ・クリニックニュース4月号

巻頭言

入学、入社の方々おめでとうございます。入園もありますね。子供たちや若い方々のうれしそうな姿を見ると、こちらの心も弾んできます。その心に桜は見事に映えますね。院長の快気祝いも河津桜の中で行いました。院長は本当にうれしそうに笑うので、私たちの心も晴れてきます。

 

私たちの娘たちは、母親の元気を確認して東欧やアメリカに旅立ちました。もう2年以上世界各地を回っています。援助はしていないので、安い宿や食事を探しながら旅を楽しんでいる姿に感心しています。8月にロンドンで落ち合う予定ですが、その後も旅を続けると言うので心配もするのですが、親に似たからと言われては言葉もありません。でもカナダで暮れに二人目を出産した長女が子供を連れて6月に一時帰国するので、それも待ち遠しく思います。社会と生活が変わってきたことを、家族内で実感しています。入学も4月ではなくなるかもしれませんね。

 

新しい元号も発表されましたが、平成の天皇皇后ご夫妻の謙遜で愛に満ちたお姿に、国民は試練や困難の中でもどれだけ心慰められ、励まされたことでしょう。失礼ながら、隣国やアメリカの選挙によって選ばれた指導者との違いに、私たちは幸せを感じます。

 

日本も成長路線から変わってきました。昔は若者が目立ち、うるさくにぎやかなものでしたが、今はどこでも高齢者が一番目立ちます。ただ、真面目に忠実に生きてきた人々は、高齢となった時に、如何に生きるべきか戸惑っているようにも思われます。昔の発想ならば、お金をかけて好きなところに行き、うまい物を気の合う人と一緒に食べて、憂さを晴らすというところでしょうが、年金生活となると、どうして良いかわかりません。

 

欧米に行ってみると元気に働いている高齢者を多く見かけます。制度的に定年という退職はないようです。また、引退して障害やハンデを持っていても、自尊心も心の張りも強く生き生きと暮らしています。日本の高齢者は過去を語る方が多く、外国の高齢者は現在を楽しんでいます。過去を語る人と楽しんで会話を続けることは難しく、今を楽しむ人とは共に時を過ごすことが喜びとなるような気がします。

 

桜の下の妻はうれしそうでした。この妻と喜んで過ごし続けるために、いろいろとプランを練っています。私もまた、妻が快気したことを喜んでおります。ありがとうございました。

 

事務長 柏崎久雄

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